大晦日、みんなが楽しみにしている番組は何だろうか。【 紅白歌合戦 】?【 RIZIN 】?どちらも非常に人気の番組だが、年末の定番となった【 ガキの使い 絶対に笑ってはいけない 】シリーズを心待ちにしている人も少なくないだろう。
そんな【 笑ってはいけない 】シリーズで、【 笑えない 】事故が起きてしまったのはご存じだろうか?
絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時
【 笑ってはいけない 】シリーズは基本的に、前乗り含めた1週間を掛けて収録が行われる。ゲストの拘束は1日だが、スタッフは1週間という長丁場に実際撮影をする日には計り知れないほど疲労が溜まっている。そんな中事故が発生ししまったのは2019年に放送された、【 ガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時 】である。
【 笑ってはいけない 】シリーズでは、【 上島竜平 】と【 出川哲朗 】の抗争が定番となっており、それを【 ケンドーコバヤシ 】が取り纏めている。2019年の【 抗争編 】では、【 佐野史郎 】が出演している。そんな【 佐野史郎 】さんが今回の撮影事故を起こされた本人である。
なぜ事故が起きたのか?
今回の【 抗争シリーズ 】は『 科学部大実験 』として、芸人さんに体を張った実験をしてもらうという流れであった。そんな中、【 佐野史郎 】さんは科学部顧問という名目で出演されていた。
- 佐野史郎 – 科学部顧問
- ケンドーコバヤシ – 科学部副顧問
- 上島竜兵(ダチョウ倶楽部) – 科学部員
- 出川哲朗 – 科学部員
- 原西孝幸(FUJIWARA) – 科学部員
- 岩尾望(フットボールアワー) – 科学部員
- クロちゃん(安田大サーカス) – 科学部員
- 小宮浩信(三四郎) – 科学部員
- 昂生(ミキ) – 科学部員
- 稲田直樹(アインシュタイン) – 科学部員
【 科学の力で不可能を可能に、そして佐野先生にノーベル賞を! 】をコンセプトに様々な実験が実施された。たくさんの芸人が体を張るなか、顧問である【 佐野史郎 】さんも体を張ることになった。その実験では、まずドラム缶に液体窒素入りのペットボトルを入れ、その上に板と座布団を敷いて拉麺を食べてもらう。さらにその状態で中のペットボトルが破裂し板が上に大きく跳ね上がるという危険な実験だ。
同じ実験をアインシュタインの【 稲田直樹 】がやっていたが、特に問題はなかった。しかし、【 佐野史郎 】さんが実験をした際はもちろん、ペットボトルが破裂し板が上に大きく跳ね上がった後、落下し体を打ち付けている。収録中のスタッフは、まだこの事故を予定調和の実験失敗としか捉えていなかった。だが、収録後腰を痛めた【 佐野史郎 】さんはそのまま救急車で病院に搬送される。診断の結果はなんと【第3腰椎骨折】、手術の必要はないものの全治2か月の大怪我だった。後遺症が残りかねない事故だっただけに、スタッフの疲れのピークからか完全に危機管理能力を失っていたのであろう。
結局2019年のガキ使では佐野さんが大けがを負った大事故シーンを大幅カットして放送されたのである。
事件後のスタッフとのトラブル
収録後、ガキの使い放送作家の【 高須光聖 】がナイツのラジオに出演した際、『 佐野史郎さんの骨折事故は、実は佐野さんから「もっとこうしたい」「もっと思い切りやりたい」という強い要望があった。現場はそんなに深刻な雰囲気ではなかった。 』と述べていたそうだ。
乱暴に言うと『 佐野さんが『自分で実験やりたい』って言って、勝手に事故っただけ、』とも取れるこの発言。それに対し、佐野史郎さんは『 そんなこと一言も言ってません 』と反論をしているのだ。
佐野史郎さんのブログで、このツイートに対しての思いが綴られている。
http://www.kisseido.co.jp/column/gakituka.html
- 佐野史郎さんの2019年11月10日のブログ【 橘井堂 】より引用。( 非常に長いです)
- TBSラジオのナイツさんの番組「ナイツのチャキチャキ大放送」で、放送作家の高須光聖さんが、今回の「ガキつか」での事故前、僕が「もっと思い切ってやりたい」と、積極的に現場でドラム缶爆破にアプローチしていたというような発言をなされていた…のツイートを見て、「そんなことは一言も言ってません」とリツイート。
でも、これは、高須さんに対してではなく、ラジオのリスナーの方へのツイート。
ラジオそのものを、僕が聴いたわけではないので。
とはいえ、まあ、ラジオの娯楽番組で、ちょいと盛って話すのは良くあることだし、いや、そりゃ、言ってないこと言ってたかのように放送されたら「オイオイ!」とはなりますよ!
でも、高須さんはその時、現場にいらっしゃらなかったみたいですし、スタッフのどなたかから聞いた印象をお話しなさったんでしょう。明智小五郎的推理によると下記のようなことかな?と。事前打ち合わせで、企画を聞かされた時、「絶対に安全です」とは、確かに言われました。
それは信じたよ。
絶対安全神話などないことは、311の原発事故でも学習したはずなんだけどな〜>_<で、現場で、ドラム缶に液体窒素を入れ蓋をし、その上でラーメンを食べるシーンになりました。
最初にアインシュタインの稲田直樹さんがやって、とんでもない爆発だとは思ったけど、吹っ飛んで、何事もなかったようではありました。
笑えてたかな〜?
みんな唖然としてたような…。
ただ、僕がやることになった直前に彼から「腰にきますよ!」とアドバイスは受けました。
そこで、「じゃ、やめた!」とは言えないッスよ〜>_<で、実はさすがに躊躇し、助手役のケンコバさんからも「やめてもいいんですよ」とは言われ、助け舟は出されていました。
あ、僕はノーベル賞を狙う博士役、ケンコバさんが助手で。
でもまあ、打ち合わせもして、引くに引けないのがこの世界!
「大事な映画のクランクインを前にして大丈夫か?」のやりとりも。
何かあったら稲田さんが僕の代役を務めるとの進言も。
少しでも危険を察知していたら、お仕事自体をご辞退するべきだったとは、たらればで、言ってもせんかたないこと。ドラム缶の上に乗る時、「なるべく前へ!(座れ)」のアドバイスは、衝撃を考慮してのことだったのでしょうね?
ギリギリまで、前に座ったんだけどなあ。
でも、ダメでした。爆破直後、マットに飛ばされ横に倒れ、痛いというより、直後、腰に力が入らない!
現場の空気は、こちらはよくわからなかったけど、しばらくそのまま横たわって、立てそうかな?と思い、身体を反転して、衝撃予防のマットの上から降りて立ち上がると、歩けるし、痛くないし。
きっと、脳内から妙な物質が出てたんですかね〜?
もうワンコーナーあることが、気になって、番組収録に迷惑かけられない…という神経が、自分の身体の心配より先に立ってしまったんでしょうねえ〜。「大丈夫、大丈夫、次のコーナー、やっちゃいましょう!」と、確かに僕が先導して、収録を再開したことは事実です。
これが、僕が、「もっと思い切ってやりたい!と発言していた」と、高須さんがスタッフから聞いた言葉の真相ではなかったかと、推理するのです。
いかがでしょう?
高須さんは、現場にいらっしゃらなかったので、スタッフからそのように聞かされたならば、そのままラジオで発言なさるのは、まあ、流れの中で仕方がないことだとは思いますが、それでもね、僕が「やる」と言わなければこんな事故は起きなかったのに…というニュアンスには傷つきますが。
確かに、「仕事受けたんだから、何があっても覚悟しろよ!」という昭和なプロの世界の意識は、僕の中にもありますけれど。一番の問題は、国会答弁での言った言わない〜記憶にない〜などの問答同様に、ラジオ番組で聞いた情報を、そのリスナーさんが、どう受け止め、解釈し、発言するか…というところだと思うのです。
そこには、他者の事故なり、事件なりについて語る時、今回で言えば、ラジオで発言されている人物の奥底に流れる本心を読み取ろうとして、実は、それは、発言者の本心から離れてでも、受け止めている本人の願望が映し出されているのかもしれないと思ってしまうのです。
「佐野が自分でやりたいって言ったんだから、自業自得だろ‼︎」とでもいうような?
また、確かに、そうした一面も否定できませんし。自分以外の周りで起きていることをどう受け止めているか…を自覚する時、ささやかな日常の中からも、今の世の中の実相が浮かび上がってくるのだなあ〜と思わされた夜(ナイツ)でした。以上、ホントはどうなのよ〜⁉︎
今後のガキ使の出演を保証!?
放送作家の【 高須光聖 】はこの後、自身のツイッターで佐野さんに謝罪、その後2人は正式に和解をしている。ただし、実は裏で今回の事故で騒がない代わりに今後数年のガキ使出演を約束されているという噂もある。。。ガキの使いの【 笑ってはいけない 】シリーズは非常に人気番組でそれ出演が約束されているのは【 佐野史郎 】さんにとっても非常に大きいだろう。。。
ガキの使い放送作家の【 高須光聖 】さん。業界30年以上でダウンタウンの幼馴染で有名でもある。
さて、2020年のガキの使い絶対に笑ってはいけないは、【 大貧民GoToラスベガス24時 】が放送される、非常に楽しみとともに【 佐野史郎 】さんの出演はあるのだろうか?年末が非常に楽しみである。
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