フリーメイソンを謎の存在たらしめている大きな要因のひとつは、あの象徴的なマークである。
ひとつはこのコンパスと定規、そしてアルファベットの『 G 』が合わさったものである。コンパスと定規があらわすものはフリーメイソンの起源とされている石工職人。その測量道具なのだが、それぞれにまた意味が暗示されている。
上向きに曲がっているコンパスは『真理』や『神智』など天井の価値を、下向きに曲がっている定規は『人間』や『道徳』などの地上の価値を意味するといわれている。これらの相反する2つの記号が合わされることにより、精神と物質や陰と陽のような二元性の混じり合いが生じる。
そして、このマークに唯一配置された文字『 G 』は簡単に言ってしまえば、縁起のいい単語の頭文字なのだとか。
- GOD=神
- GLORY=栄光
- GENEROSITY=寛容
- GNOSIS=知識
- GEOMETRY=幾何学(石工職人たちの仕事を表す)
コンパスと定規のモチーフは他に多種のマークに使われ、中心に金槌を持った手があしらわれたオブジェもある。
この三角が二つ合わさったような図形。何かに似てはいないだろうか?そう、ユダヤ教やユダヤ民族を象徴する六芒星、『ダビデの星』である。ダビデの星も二つの異なるものの調和を意味するという説があり、フリーメイソンの神秘性を高める共通点である。
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