No.002 夢の国行きタクシー

皆さんはあの夢の国を髣髴とさせる『ディズニータクシー』というのをご存じでしょうか…?  これはディズニーランドへ友達と一緒に行こうとしたある女性の体験談です。

タクシーを止めると、ドアは自動で開くのではなく、運転手自ら降りて後部座席のドアを開け、  「プリンセス、どうぞ」と招き入れてくれるのです。中に入ると目に入るのは、ディズニー系のホテルのような上品でクラシカルなデザイン。  シートはフワフワ、運転手をよく見ると制服も夢の国で見たことがあるような衣装。それに身長180センチ以上はありそうなハーフ顔のイケメンだそうです。

耳を澄ますと聞こえてくるのはディズニー系の音楽。そして運転手は楽しいディズニートークを繰り広げてくれ、全ての  隠れミッキーの場所を書いた地図をサービスでくれるそうです。気分が乗ってくるとキャラクターのモノマネまで  披露してくれるそうです。

目的地に到着し、現実に戻る時がきます。料金を支払わなければいけません。女性が「いくらですか?」と聞くと、  運転手は「夢のトンネルの通行料は、○○です。」もしお釣りがある場合は「夢のトンネルの記念硬貨」と言ってわたしてくれるそうです。

しかしこのディズニータクシー、気を付けなければいけないことがあるそうです……なんでも、社内でディズニートークがはずみ、  女性もノリノリになってくると、運転手は「なんだかディズニーランドを見に行きたくなったなぁ。花火も上がる頃だし、お金はいいから一緒に外から花火を見に行きませんか?  と言い出すそうです。もしこれに「うん、行く!」と言ってしまったら最後。車は葛西を越え、舞浜を越えても高速道路を降りず、そのまま  千葉県の奥地へ…。

その後、女性はどうなったかというと、友達がレイプされている間に男の目を盗み、命からがら、どうにか逃げ出したそうです。  そしてこのタクシー運転手はいまだにつかまっていなく、友達を帰ってきていないそうです。

今もディズニータクシーはどこかを走っているのではないでしょうか?

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